最近のビル設備機器は、コンピューター管理によって自動的にコントロールされるシステムのものが主流になってきております。
また、ビルの大型化、複合化等に伴い、空調・衛生システムや防災・保安システム等の監視、運転、維持等の管理といったビル全体の総合的な環境管理のためには、これら設備機器の集中管理が不可欠となり、その監視も中央監視というスタイルで行われるようになりました。
このようなコンピューター化、システム化に対応するためには、各種設備に対する専門的な知識、技能と同時に、設備機器全体に対する知識及びコントロールする技能、管理能力が不可欠となるます。
私たちは、熟練の専門スタッフによるサービス提供、豊富な実績と技術でビルの総合管理に貢献しています。
区分 | 対象機器類 | 集中監視 業務 |
運転作業の実際 |
電気設備 | 受変電設備、発電設備、無停電電源装置、照明設備、動力設備、制御盤類。電話通信設備、TV共聴設備、AV設備。 | ○ | 受変電設備の電力・電圧・電流・力率等の状態監視と記録による傾向管理や異常の早期発見・運用効率の管理。 |
空調設備 | 熱源設備、排熱回収設備、空調機、FCユニット、コンベクター、床暖房設備。 | ○ | 燃料油・ガス等の各種エネルギー使用量記録。室内温湿度のチェック。ボイラー、冷温水発生器、熱交換機、ポンプ、空調機器類の運転記録。異常の早期発見・運用効率の管理。循環水、冷却水等の水質管理。燃焼機器の燃焼効率管理。環境基準の遵守。 |
衛生設備 | 給水設備、井戸設備、各水槽ポンプユニット、給油設備、衛生器具設備、排水設備。 | ○ | 給排水設備の流量、圧力、湿度の運転記録。給水排水の水質管理。 |
消火設備 | 火災検知設備、屋内外消火栓、スプリンクラー設備、ガス消火設備、消火器、加圧送水設備。 | ○ | 煙・熱感知器の動作による現場確認及び復旧処置。障害物及び適正配置の確認。 |
防犯設備 その他 |
施錠システム、監視カメラ。エレベーター設備。 | ○ | 運用状態の監視。異常発生時の現場確認及び復旧処置。 |